
NFTを販売してみたい!
NFTで稼いでみたい!NFTを販売する方法を具体的に教えてほしい!
今回はこういったお悩みにお答えしていきます。
- NFTを販売する方法
- NFTで稼ぐコツ
ぼくは実際にNFTを販売したことがあるので、本記事の内容は信頼性があるかと思います。
「LioPunks」というNFTコレクションをやっていますので、よかったら覗いていってみてください。
NFTを販売する方法【5ステップで出品できます】
販売手順は次のとおり。
- 手順①:OpeaSeaにアクセスする
- 手順②:OpeaSeaにMy Collectionをつくる
- 手順③:コレクション情報を設定する
- 手順④:NFT作品を決める
- 手順⑤:NFTに価格を設定
始める前に確認!
本記事は以下の手順が完了している前提で解説しています。
未完了の方は、まず以下を完了させましょう。
手順①:OpeaSeaにアクセスする


まずはOpenSeaにアクセスします。
»» OpenSeaにアクセスする


Google Chromeの右上にある「キツネ」アイコンをクリック。
クリックするとメタマスクが開くので、ネットワークを確認しましょう。
仮想通貨でイーサリアムを使いたい人は「イーサリアムメインネット」を選択しましょう。
ポリゴンを使いたい人は「Matic mainnet」を選択します。
初心者の方は、イーサリアムがおすすめです。
イーサリアムの購入方法は「【超簡単】コインチェックでイーサリアムを購入する手順【メタマスクに送金する手順も解説】」で解説しています。


手順②:OpeaSeaにMy Collectionをつくる
「コレクション」は、ネットショップの楽天にお店を出店するイメージです。
つまり、OpenSea上出す自分のお店のことになります。


OpenSeaサイトの右上にある「アイコン」→「My Collections」をクリック。
すると下記のように表示されるので、「Create collection」をクリックします。


つぎにMETAMASK(メタマスク)の署名を求められるので、「署名」をクリック。


手順③:コレクション情報を設定する
つぎにコレクション情報を入力します。
具体的には下記を設定すればOKです。
- ① 画像を設定
- ② コレクション概要を入力
- ③ 販売方法を設定
① 画像を設定


ここでは3つの画像を設定していきます。
具体的な画像の種類は次のとおり。
- Logo image:ロゴ画像→Twitterのアイコン的なやつ
- Featured image:アイキャッチ画像→HPやカテゴリーページで使用される
- Banner image:ヘッダー画像→Twitterのヘッダー画像的なやつ
ロゴ画像のみ必須設定になっており、アイキャッチ画像とヘッダー画像は任意設定になっています。
この部分は後からでも変更可能なので、最低限ロゴ画像だけ設定しておけばOKです。
② コレクション概要を入力


つぎにコレクション概要を入力していきます。
入力項目は以下です。
- name:コレクションの名前 → お店の名前
- URL:コレクションのURL → お店のURL
- Description:コレクションの概要説明 → お店の概要説明
ここは自分のコレクションの看板となる部分なので、じっくり考えて決めましょう。
OpenSeaでは、日本人ユーザーよりも海外のユーザーが圧倒的に多いです。
つまり、海外の人が見に来ると思って作成するのがおすすめです。コレクションの概要説明の箇所は「日本語と英語」で入力しておくのが良いでしょう。
翻訳は「Deepl」というツールを使えばOKです。


つぎにカテゴリー設定です。
- アート作品なら → 「Art」
- コレクションを複数作成するなら→「Collectibles」
- 音楽作品なら → 「Music」
- 写真なら → 「Photography」
- スポーツ系なら → 「Sports」
- トレーディングカードなら →「Trading Cards」
カテゴリーの選定基準はこんな感じでOKです。


ここではSNSやブログのURLを設定できます。
NFTを購入する時に「どんな人がどんな活動をしてるのか?」チェックされるポイントなので、設定しておくと購入に繋がりやすいです。しかし、ちゃんとしたリンク先でないと逆効果になるので、気をつけましょう。
③ 販売方法を設定


この項目では、ロイヤリティとウォレットアドレスを設定します。
ロイヤリティとは、販売手数料のことで、NFTが売れた場合に払う手数料になります。
高すぎても損をしてしまうので、一般的に設定されている0.05(5%)と入力しておくのでOKです。
慣れてきたら各自の判断で変えていきましょう。
ウォレットアドレスの設定方法は、METAMASK(メタマスク)を開き、アカウント名の下にあるアドレスをコピーして「Your payout wallet address」の項目にペーストします。


つぎにトークンの設定です。
販売するトークンを変更したい場合はここで設定します。
具体的な設定は以下の通り。
- イーサリアムを使用したい人 → 「Ethereum」を選択
- ポリゴンを使用したい人 → 「Polgon」を選択
特にこだわりがなければイーサリアムを選択しておきましょう。


最後にコレクションの表示方法を設定します。
表示方法は好みで決めて大丈夫です。
「Explicit & sensitive content」の項目は、過激な作品の場合のみチェックマークをONする必要があります。
一般常識範囲内の通常作品であれば、チェックは不要となります。
そして設定が終わったら「Create」をクリックして完了となります。
これでNFTを販売できる準備が整いました。
手順④:NFT作品を決める
では、実際にNFTにする作品を投稿していきましょう。


まずは「Create」をクリック。
ここでは【作品情報】を登録していきます。
入力項目は以下
- ① 「Image, Video, Audio, or 3D Model」 → 作品画像
- ② 「Name」 → 作品名
- ③ 「External link」 → 作品を紹介するWebページ
- ④ 「Description」 → 作品の説明
③の作品紹介Webページがない人は、SNSなどのURLでもOKです。または未入力でもOKです。


「Collection」を選択しますが、先ほど作成したコレクションを選択します。
つぎの②の箇所は初期設定のままでOKです。


つぎにNFTの売買に使用するブロックチェーンを設定していきます。
- 「Supply」 → 限定販売枚数
- 「Blockchain」 → ブロックチェーンを選択
- 「Freeze metadata」 → データ凍結の詳細
NFTでは、限定販売枚数を設定できるので、価値が付きやすいという意見もあります。
初心者のうちは1〜10枚程度でやってみるのがおすすめです。
ブロックチェーン項目ですが、イーサリアムで取引する方は「ETH」を選択します。
ポリゴンの人は「Polgon」を選択しましょう。基本的にはETHでOKです。
最後に「Create」をクリックすれば完了です。
手順⑤:NFTに価格を設定
最後に作成したNFTに価格設定をしていきます。


まずは「Sell」をクリックします。


「Type」の項目は「Fixed Price」でOK。
- 「Fixed Price」 → 価格固定で販売する形式
- 「Timed Auction」 → オークション形式
販売しはじめの初心者の場合はオークション形式だと入札が集まらない可能性のほうが高いので、ここは「Fixed Price」にしておこう。ちなみにオークション形式を選択した場合は、そのまま「Create」を押してMETAMASK(メタマスク)で手数料を払えば出品完了です。あとは放置して欲しい人がいれば入札されます。
つぎに「Price」の箇所に価格を設定していきます。
この価格はイーサリアムの価格での入力になりますが、フォームの下にドル建てで何ドルになるか表示されるので、チェックしておこう。0.005ETHであれば大体1,700円〜2,000円程度ぐらいとなります。
その他の項目は、販売期間などになりますが、基本触らないでOKです。
価格を入力した後は「Complete listing」をクリック。


つぎに自動でMETAMASK(メタマスク)が開くので、詳細の金額をみて問題なければ「確認」をクリック。
ちなみに「Estimated gas fee」というのがガス代(販売手数料)となります。このガス代は初回のみ支払えば次回以降はガス代がかからないので、初期投資だと思って支払いましょう。
以上でNFTの販売がすべて完了しました。
お疲れさまでした!
最後にNFTで稼ぐコツも解説しているので、興味がある方は読み進めてみてください。
NFTで稼ぐコツ【結論:マーケティングと真似ること】
結論は次のとおり。
- マーケティングに力を入れよう
- トップクリエイターを真似よう
- イーサリアムで販売しよう
マーケティングに力を入れよう
結局のところ、どんなに優れたNFTを作成しても誰かの目に止まらなければ全く売れません。
つまり、マーケティングに力を入れなければNFTで稼いでいくことは難しいです。
マーケティングには、「ブログ」「Twitter」「Instagram」などを活用して、多方面でセールスしていくのが基本的な流れとなっています。
特に「ブログ」はSEOを攻略すれば、多数の人にみられるキッカケにもなります。
今から「ブログ」を始めてマーケティングに力を入れたいという方は、以下の記事を参考にブログを始めてみるのもおすすめです。


トップクリエイターを真似よう
稼ぐコツの2つ目は、日本でトップクラスのNFTクリエイターを真似てみることです。
これは作品自体を真似るという意味ではなく、作品の出品方法だったりマーケティング手法を真似てみるということです。
人気が出てるということは、何かしら人気になる秘密を持っています。
日本トップクラスのNFTクリエイターは、ほとんどの方がSNSをやっているので、分析してみるのが良いと思います。
間違っても作品を盗作するようなことはしないように気をつけましょう。
イーサリアムで販売しよう
NFTをイーサリアムで出品することも売却する上では重要な要素となります。
イーサリアムは流動性が高く市場規模も大きいので、作品を購入する時のハードルが他通貨に比べると低くなります。
例えば、NFTをポリゴンで販売した場合、ポリゴンを持ってないユーザーからしたらわざわざポリゴンを購入しなければならないので、手間が発生して購入まで至らないということがあります。
しかし、イーサリアムではほとんどのユーザーが持っている場合が多いので、イーサリアムがおすすめなわけです。
今回は以上となります。
まとめ
最後にNFT販売手順をまとめておきます。
- 手順①:OpeaSeaにアクセスする
- 手順②:OpeaSeaにMy Collectionをつくる
- 手順③:コレクション情報を設定する
- 手順④:NFT作品を決める
- 手順⑤:NFTに価格を設定
以下が未完了の方は先にどうぞ。